決済サービス「PayPay」にて「送る・受け取る」機能の送金上限金額が30万円に引き上げ!アプリもホーム画面が刷新。PayPay銀行やPayPayカードと連携強化
- マネーシップ運営
- 2024年4月25日
- 読了時間: 5分
更新日:2024年4月29日

PayPayは23日、同社が提供しているキャッシュレス決済サービス「PayPay」( https://paypay.ne.jp/ )におけるスマートフォン(スマホ)など向けアプリ(以下、PayPayアプリ)について金融サービスの利用拡大や資産管理の利便性向上を目的にホーム画面を大幅にリニューアルするとお知らせしています。これにより、翌月まとめて支払える青い画面の「クレジット」の切り替えがスワイプで可能となるとのこと。
またアプリを起動してすぐに貯まったまたは運用中(「ポイント運用」で運用している)の「PayPayポイント」や「PayPayカード」の利用可能額、PayPay残高の状況をリアルタイムで確認できるようになり、さらにPayPayカードやポイント運用に加えて「資産運用/NISA」や「PayPay銀行」のアイコンをホーム画面に集約してワンタップで各種金融サービスの利用ができるようになります。
合わせてPayPayおよびPayPayカード、PayPay銀行は23日、PayPayアプリにて利用できるミニアプリ「PayPayカード」およびPayPayカード会員Webサイトの会員画面においてPayPay銀行の普通預金残高を表示する機能の提供を2024年4月23日(火)より開始すると発表しています。これにより、支払口座にPayPay銀行を設定しているPayPayカード会員はPayPayカードのミニアプリやPayPayカード会員Webサイト上でPayPay銀行の普通預金残高が表示されるようになります。
またPayPayカードの請求金額がPayPay銀行の普通預金残高を超過している場合には残高が不足していることを会員画面上で分かりやすくお知らせしてくれるようになり、引き落とし時の残高不足を事前に防止できるようになるとのこと。なお、PayPayカードは2024年3月に「電子決済等代行業(登録番号:関東財務局長(電代)第127号)」を取得してこの機能を実現したとしています。
PayPay銀行は同社の口座をPayPayカードの支払口座に設定して引き落としがあると円普通預金特別金利(年利)+0.1%が付与され、給与口座の設定などで最大+0.3%が付与される特典プログラムを実施しています。その他、PayPayでは「送る・受け取る」機能を使った送金回数が2023年に前年比65.5%増の約2.8億回となったとし、さらなる送金ニーズの高まりを受けて2024年4月に本人確認済みの場合に限って1日当たりの送金の上限金額を10万円から30万円に引き上げたとしています。
PayPayはサービス開始当初より決済アプリから生活のあらゆる場面で便利に使える機能を集約した「スーパーアプリ」へと進化を続けており、生活に寄り添うさまざまなサービスに加え、PayPayカードやPayPayポイント、PayPay資産運用、PayPay銀行などの多様な金融サービスが利用可能で、利用時には他のアプリやWebサイトへ遷移する必要がなく、PayPayアプリ内でワンストップに情報閲覧から取引まで完結しています。
これにより、金融体験として一体感のある操作性を実現し、それぞれの金融サービスがストレスなく連携するのがPayPayアプリの最大の特長の1つとなっています。また今回のリニューアルでは決済でPayPayアプリを開くたびにホーム画面上で資産状況をひと目で確認できるようになり、金融サービスを利用するユーザーの利便性が向上します。
さらに多くの利用者からの要望に対応して「取引履歴」のアイコンをホーム画面の上部に配置し、より簡単にPayPayやPayPayカードなどの取引履歴を確認できるようになります。なお、これらのPayPayアプリのホーム画面に表示される「貯まったポイント数」や「クレジット利用可能額」、「PayPay残高」の金額は表示/非表示の切り替えが可能となっています。

一方、PayPayアプリにおいて提供されている送る・受け取る機能の送金回数が2023年には前年比65.5%増の約2.8億回となり、コード決済における送金回数のシェアは95%を超えたとし、この送金回数は全国銀行協会が公表した全国の銀行の国内振込件数約16.0億件と比較しても約6分の1の規模にまで成長しており、PayPayの送金が割り勘や家庭内のお小遣いなどの多くの用途で使われていることがわかるということです。
また2024年3月の1日当たりの送金回数が100万回を超えるなど、前年比約1.4倍のペースで伸長しており、引き続いてPayPayを利用した送金の需要は今後さらに拡大する見込みとなっているとのこと。そうしたことからさらなる送金ニーズの高まりを受けて2024年4月には本人確認済みの場合に限り1日当たりの送金の上限金額を10万円から30万円に引き上げています。なお、送金上限は過去24時間なら30万円まで、過去30日間なら50万円まで。
PayPayは2018年10月のサービス開始直後の翌月11月にはPayPay残高の送金ができる送る・受け取る機能を提供開始しており、24時間365日いつでも無料でPayPay残高を即時に送ることができるほか、複数人での割り勘の請求も簡単に行えるグループ機能を搭載するなど、飲食やプレゼントなどの割り勘で多くの人に利用されてきました。
また2022年10月に定期的に自動で送金できるスケジュール機能も搭載し、2024年3月にスケジュール機能で送金した件数は前年同月比2.6倍となり、昨今では家庭でのお小遣いのやり取りにPayPayを利用するケースも増えているとのこと。さらにPayPayでは多くの人に支持されている資金移動サービスとして安全安心に送金機能を利用していただけるようにセキュリティー施策を強化し、24時間365日のAIシステムと専任スタッフによる不正検知を導入しています。
加えて2023年11月には過去にPayPay上でやり取りがない人から請求が来た場合や利用状況などで疑わしいと判断した人に送金する場合は「詐欺にご注意ください」という警告メッセージを掲出する機能も搭載しました。PayPayでは今後も不正利用による被害を未然に防ぐための対策を継続的に強化していく予定で、常にユーザーファーストを大前提としてニーズに沿ったさらなるサービスの充実化をはかるべく、さまざまな機能やサービスをPayPayアプリ内で便利に利用できるよう取り組んでいくとしています。
記事提供元:livedoor ニュース ライブドアニュース エスマックス クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの適用対象に基づく